感動ってなんなのよ?【ニコりずむ:ニコるism】

かんどう [感動]〈スル〉 深く心を動かされること


感動って良い言葉ですよね…一般的には。(いきなりイヤな感じでスミマセン)

「痛みをこらえて頑張ったっ。感動したっ。おめでとうっ!!」とかね。
使い易いし 相手にも分かり易い便利な言葉です。

そういえば九州人の特徴として「感動しやすい」というのがあるらしいんです。
小説家の先生が九州で講演をすると
よく「感動した」と言って握手を求めて来る人がいるんだと聞きました。

「話はよくわからんかったが とにかく感動した」って。
はははっ…なんだかテキトーな使われようですよね。

…というわけで感動ってなんなの?
ちょっと天邪鬼なお話ですが 懲りずにお付き合い下さい。



感動って 
要は「人を(他人や自分)シビれさせる」ってのが一般論だと思うんです。

でもね 
簡単に「感動した」って使われるとなんか薄っぺらく聞こえるのはワタシだけ?
なんかね 
その場でシビれさせても すぐに薄まっちゃうんじゃないのかな?って思うんです。

以前どこかで書いたんですが 虫歯の人を歯医者に連れて行くには
虫歯の恐怖をこれでもかっ!と語るより
手順と方法を教えた方が良いらしいんですヨ。

コレって似てません?
…あ そうじゃ似てないんだね。
いや そうじゃなくてコレなんです…

【自分ブランドの教科書/藤巻幸夫著(インデックス・コミュニケーションズ)】



先日紹介した教科書の一部なんですが
「感動」とは感じたら動く…というスタイルなんだと氏は語っています。

これはステキですよね。
ワタシみたいに感情の抑揚が激しくない人間にとっては目から鱗ボロボロでした。

話や出来事 見たものに興味を感じたならすぐにでも行動する事なんです。

「うをぉ〜っ!!すっげーーーっ誰かに伝えたいぃ〜っ!!」じゃなくてね。
あ いや伝えてもらってもイイんです。それも行動ですから。

でも思うんです。そこに激しい感情は…要らないんじゃないかなぁって。
なんというか
じわっと沁みこむ様に行動していつの間にか大きい広がりになるのが理想です。



たぶん
「感動しましたぁ〜っ♪ニコるさんってすごいんですねぇ〜♥」
…と その場で言われるよりも

「早速行ってみました」とか「興味を持ったので私も調べてみました」
…って言われたいなぁ。






文化系のメガネ女子に…。